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D

The Darkness David Bowie
The Datsuns D12
Deep purple Derek & The Dominos
The Delgados Dinosaur Jr
Dido Doves
The Doobie Brothers The Doors
      The Darkness / Permission To Land
 評価 C
結構話題になったアルバムですか?最近スペシャルバージョンが出たそうですが、ジャスティン・ホーキンスが個人的に好きじゃないので、あのスーツ姿も態度も嫌。どうにも。UKの賞をもらったときのパフォーマンスもあまり好きじゃなかったしね。

まずジャスティンの裏声、(ファルセットボイスっていうんですか?)を受け付けず、曲もべつにおもしろくないし、「Get your hands off my woman」ってタイトルからひいた。別にヘヴィメタ嫌いな訳じゃないのですが、こいつらは好きになれない。

全英で100万枚以上売れたそうですが、不思議。どんな人たちが買うの?若い人か?どっちにしたって、しょうもないアルバムだわ。
     THE DATSUNS / 
 評価 B+
か、か、か、かっちょえー。なんなんだこいつらは。ニュージーランドにはタイムマシンでもあるのか?
と、変な気分にさせられた新人ダットサンズです。ちなみにメンバーの名字は全員ダットサン、車からとったとかどうとか。


無難な表現でまとめるとAC/DCとディープパープル足して2で割った様な音。Led Zeppelinも入ってるかな。開き直りな音です。こいつら格好もふざけてますよ。時代錯誤丸出しなダサさ、それがかっこいい。 けど、ちょっと待て。こいつらだって今のシーンを知っているだろう。自分たちのやっていることが時代遅れということぐらい分かるだろう。それを承知のうえで昔のかっこして昔な音を鳴らす、そしたら、「アレ?オレらかっこよくね?」って確信犯ですよね。それに惚れ込むのは見え見えのねらいにのっかてしまうようで少しくやしくね?かといって「こいつらほんと頭わりぃことするよね。けどそれが逆にいいかな。真似できない。」とか、上からーな偉そうな言い方したらバカ丸出しだしね。

まぁ、楽しめりゃいいか。ってオレこんな終わり方ばっか。今回はまだ終わらしません。
MUSICのとこでかいたように、自分の音というのが持てればいいと思うのだが、こいつらはまだ猿まねレベルじゃないか?それでもかっこいいと思ってしまったもので。かっこいいと思えたらそれでいいのかもしれないが、それでは先に進めない。過去のものがかっこよければ過去にひたっていればいいわけではないだろう。その間、動いているものだって確実にあるのだから。最近では、ライブドアとかの問題だろう。変わりゆくものを無視し、横暴だという変わろうとしないもの。そういった変わらないものは常に大きな声をもち、それが未だに本流のように我々を感じさせる。社会は激動したというのに変わりない教育に、変わらない概念。なぜいまさら勉強ができなければ落ちこぼれと思うのやら、それを認めず反抗する人、その反抗こそが勉強できなければおちこぼれの概念だろうが。この国では、必ず押さえつけられる
そんなもの意味ないと誰もが思うが、その思いを曲げないまま生活できる人は少ない。曲げたくないなら、上にいくしかない。しかしいつでも上に行った者はその思いが変わってしまう。いや、変わってないのに、立場がちがえばその内容も違うのだろう。この国が良くなることなんてむりだよね。

って、オレはバカか?途中からもう、なんの話?とりあえず、ロックが取り残される、変わらないものではだめなわけだ。そういう意味ではこれは先に進もうとしてない駄目なアルバムだが、ロックの方向性を考えられる、先に進むための良いアルバムだ。AC/DCとか、Led Zeppelinとか古き良きロックの落とし子が、はがれた鱗で身をつつんだみたいな音。

意味わかんねぇかもしれないけど、久しぶりに感情以外のものがかけた・・・・気がする。
        D12 / D12 World
 
  評価 A−
8 Mileの余韻冷めやらぬ2004年の春にリリースされた今作にはまだまだ勢いがありますよ。 D12。このバンド名はバンドメンバー6人が自分とは別のキャラクター(ダーティなエゴというらしい。エミネムだったらスリム・シェイディのこと)を持っていることからだそうです。ちなみにこれは2ndなのですが、彼らは1stアルバムが出る何年も前から「俺たちの中から誰か1人でも成功したら、その時はそいつが他の5人を呼び寄せて世界に殴り込んでやろうぜ!」といった誓いをしていたそうです。で、メンバーの中の1人のエミネムが大成功し、めでたく皆が集結した、と。「有言実行」とか「6人の絆の結晶」とか言って宣伝に使われています。
話は変わって、僕がこのアルバムに興味を持ったのはスペシャで「My Band」のPVを歌詞付き見たからですね。エミネムのワンマン・グループとしての扱いを皮肉った内容で、威張り散らすエミネムに他の5人が愚痴をこぼすというのが実におもしろい。「テメェ、本心じゃ黒人は引っ込んでろって思ってんだろ」とか「曲がスタートしたら奴(エミネム)のマイクをオフにでもしてやるかな」とか「もう、このバンドにはうんざりだ。そろそろソロでもやってボロ儲けするか」とか、キャッチャーなフックにのせてラップするのはすごい印象的でした。

アルバム全体を通して楽曲のクオリティが高いです。まくし立てているのにキャッチャーで、適度にハード、誰でも聞けるというのが魅力ですね。エミネムのラップは音楽的な高みを目指しているのではなく、娯楽的なんです。自分の好きなように出来たらいいわけで、架空のキャラクターを作り上げてそれでセレブに向かって好き放題に攻撃して、話題を独占、CDバカ売れ、ティーンズのヒーロー化。彼は音楽という土俵に漫画的な要素を持ち込んだわけですね。その圧倒的なキャラクターの濃さと暴言でセレブに噛みつくのは、世界規模で行われた子供の悪戯のようなもので、ティーンズの支持を得たわけです。
そんな彼へのレビューなど、勢いが「ある」「ない」で十分なわけで。「友情で結ばれた6人組のラップ」これもまた、それで十分。前作に比べバンド全体で作ったとか多彩な内容になっているとか、そんな言葉をつないで紹介していくことも出来ますが、「今作も勢いに乗っている」とそれだけでいい気がしますね。 ただ、勢いが重要なだけあって賞味期限は短いと思います。もうレンタル解禁になっていることですし、何かの機会があれば是非手にとって「My Band」のPVを見てください。アルバムも深く考えずに聞くのだったら十分な、多彩であきずに楽しめる出来となっています。

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